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私撰 Road that I chose
「戦う、逃げる?どうする?」
俺は走りながら自問自答していた。
「何・・・」
後ろからボーガンの矢が飛んできた。
ギリギリを掠めた矢は木に突き刺さった。
「おい、誰だ。」
「赤也だったのか、
すまない、敵が来たのか思ってな。」
柳の声に赤也はほっと胸を撫で下ろした。
「柳先輩、酷いじゃないすか?
確認もしないで撃ってくるなんて俺に当たってたらどうする
つもりだったんっすか?」
柳はクスクスと笑いながら言った。
「そりゃあ全力で謝るさ。
赤也は許してはくれなそうだがな。」
「死んでから謝ってもらってもうれしくないっすよ!」
・・・・バン・・・・
『え?何で柳先輩が俺を・・・。』
「赤也、油断は禁物だ。
誰に裏切られてもおかしくない状況なんだ。
よく覚えておいた方が良い。」
それが俺の出した答えだ。
俺は殺された、判断を誤ったんだ。
もしあのまま逃げていたら殺される事は無かった。
少なくとも彼に殺される事は。
「此処は人を信用できる場所じゃない、
誰よりも勝負に拘っていたお前らしくない 最後だったな、赤也。」
自らの道は自ら導き出せ、例えソレが間違った道でも。
「柳・・・先輩・・・。 さ・・よならだ、永遠に。」
赤也は自分の胸から矢を引き抜いた。
「うあぁぁぁぁあ〜〜。」
逃げ去る柳に手榴弾を投げつけた。
柳は爆発音と共に粉々に砕け散った。
「油断は禁物っすよ、先輩。」
自分で判断する事が大事なんすよ、間違っていても。
俺は間違っているのかもしれない、けど精一杯やった。
空が暗くなってきた。 もう眠いな・・・・・。
明日はテストだ、また赤点取ったら真田副部長に怒られちまう・・・。
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