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反逆の遺伝子
~The Prince of Tennis in Battle Royale~
BATTLE.6 知らなければ良かった。
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僕は夢を見ていました。
ガスの回ったバスの中でずっと夢を見ていました。
「千石先輩、僕・・・。」
「ごめんね、檀くん。
俺が誘ってなかったらこんな事に巻き込まれなかったのに。」
「先輩は悪くありませんです、僕が決めた事です。」
千石は亜久津が窓の近くに倒れている事を確認した。
「・・・亜久津、亜久津も参加していたんだ・・・。
亜久津の事だから政府の考えなんて関係ないと思っていたんだと思った。
まぁ、お母さんに無理矢理参加させられたんだと思うけど・・・。」
千石はくすくすと笑い声を零した。
「千石先輩は家に帰りたいですか?
僕は帰りたいです、妹とテニスする約束したです・・・。」
「俺も帰りたいよ。
まだやりたい事が沢山あるんだ・・・。」
その時、ガシャンと大きな音が教室中に響き渡った。
「痛てぇ・・・。」
外から銃弾が打ち込まれたようだ。
外は森に囲まれていて外は昼間だというのに
不気味に暗く、鳥の飛び立つ音がしている。
「お兄ちゃん!」
橘杏が大きな声で叫んだ。
今監視兵は立海に頼まれた品物を取りに此処を離れていた。
「橘さん・・・。
何で銃弾があんなところから・・・。」
「おい、どうして・・・。」
跡部は割れた窓から飛び出した。
「俺は犯人の後を追う、お前らは監視兵が帰ってきたら知らせろ。
跡部景吾は橘を撃った奴を追ったてな。」
「待て跡部、相手は銃を持っているんだぞ。
それに俺達に装着されているこの首輪は此処から離れたら爆発する。
BR法のルールにはそう記されているんだ。」
不二は跡部を止めようと自分の知っているBR法の事を話し始めた。
「跡部、とりあえず教室に戻って・・・。
それから此処にいる全員に聞いて欲しいんだ。」
不二は裕太の隣に座った。
裕太は教壇の近くに聖ルドルフのメンバーと座っていた。
「今の日本、否、この神の島と呼ばれる僕達を保護している島は
僕達を監視している。
それも僕達が難民としてこの島に登録されてからずっと。
僕はこの事を知っていた、兵役と呼ばれる物の中に
BRというただ子供達に殺し合いをさせるものがあると。」
跡部は不二の方を見つめていう。
「俺はドイツに住んでいるが俺も監視していたというのか?
海外まで手が回るとは思えねえな。
今、否10年前の日本にそんな力は無いって断言できるぜ。
俺以外にも海外に移った日本人は数え切れないくらい居るからな。」
「跡部・・・君の記憶は操作されているんだよ・・・。」
見開いた跡部の瞳には不二の悲しそうな顔が写っていた。 |